2022/01/31
こんにちは。川崎市幸区小倉のペットホテル＆ペットサロン デルタの佐々木です。
ここではデルタのメンバーに加わることを検討している方に向けた会社紹介のブログです。
デルタの目指す理想の社会、そして実現のためのデルタの役割を書いてきました。
この役割を実現するために会社がどのように組織されているか、デルタの社風についてご案内させて頂きます。
会社とは「理念を共有する人が集まった組織」
会社とは何でしょうか？
それぞれの会社で色々な考え方があると思います。
デルタでは会社とは「理念を共有する人が集まった組織」と考えます。
デルタの社是「お客様」「私たち」「社会」「ペット」が幸せになる、この理念のために働きたい人が集まった会社がデルタです。
理想の社会の実現に向けて、一人ではできないことができます。
例えば、あなたがトリマーだとすると、しつけやお留守番問題を解決することは難しいと思います（アドバイスはできるかもしれませんが）。
しかし、デルタでは、同じく想いが共通のトレーナーを紹介したり、ペットホテルをご案内することができます。
逆にトレーニングやホテルのお客様からトリミングの相談を受けたりするなど、一人ではできない多種多様な要望に応えることができるようになります。
会社がスタッフに担う役割「スタッフが成長できる環境を提供する」
では会社がスタッフに担う役割とは何でしょうか？
それはスタッフが成長できる環境を提供することだと考えています。
給与や福利厚生は？と思った方もいるかもしれませんが、これは当たり前のことなので省略します。
成長とは突き詰めると本人の努力次第ではあります。
どんなに優秀な先生がいたとしてもやる気がなければ成長しません。逆に環境が整っていなくても自身で工夫して大きな成長を遂げる人もいます。
やる気のあるスタッフがより成長できる環境を与えることが会社の重要な役割のひとつだと考えています。
・ヒマな時間を作らず仕事の機会を作る（集客）
・やりたいことがあれば挑戦できるようにする
・資格取得の補助をする
など
デルタでは実際にスタッフからの要望で行った仕事の改善や、新しいサービスがたくさんあります。
犬の幼稚園、そこでのコスプレ撮影、歯のチェックサービス、シッターサービスなど、
これはオーナーが考えたというよりも、スタッフが発案して、会社としてそれを支援した形で始めたサービスになっています。
また、シッターを行ってくれるスタッフに対して資格取得の補助なども行っています。
スタッフが成長するとこで新しいサービスを顧客に提供でき、ペットも助かり、会社としても経営の安定性が増します、当然スタッフには使いで給与を払えるようになり、このように社是が実現するための施策を行うことが会社としての役割です。
スタッフを大事にする会社とは？
デルタもスタッフを大事にする会社だと考えていますが、これはとても曖昧な言葉ですので、もう少し具体的に説明します。
デルタでは売上に対する人件費の割合を同業他社よりも高くするよう努めています。
今あなたが働いているのであれば、自分が稼いだ額の何割くらいが給与になっているでしょうか？
おそらく売上に対して3分の1～(2分の1)ほどが業界平均だと思います。
差額は家賃、福利厚生、広告費、消耗品費、管理費などその他もろもろの費用に使われます。
会社が大きくなればなるほどこれらの割合は大きくなります。
デルタではこの売り上げに対する人件費割合を2分の1まで上げていて、あなたが稼いだ額の約半分が手元に入ってくるように設定しています。
もしスタッフが頑張ってくれて、仕事が効率よくこなせるようになり、人件費に対する売り上げが上がったとします（これは定期的にスタッフに共有しています）。
その場合は給与が上がることになります。
働きやすい職場で高いパフォーマンス発揮してもらい、お客様にも質の高いサービスを提供して、売上が上がる。そういったよい循環ができればよいなと考えています。
デルタもまだ理想的な賃金体系に達しているとは言い難いですが、開業以来売り上げは右肩上がりで、それに応じてスタッフの平均給与も上がっております。
これまでスタッフの努力によりお客様の評価を頂け、それに応じた賃金を支払っています。
「会」の少ない会社
デルタは人件費比率を上げるために、メインの業務以外の仕事を極力簡素化しております。
代表的なものとして、飲み会や歓迎会といったいわゆるスタッフ間の交流を深めるような場を設けておりません。
前述したように、会社とは理念に共感して集まった人の集まりですので無理やり仲良くなる必要はないと考えています（仲良くなるに越したことはありませんが）。
また会議もめったに行わず、意見交換や意思決定を行う場合はアンケート集計などで極力一堂に集まらないようにすることで、必要外の人件費がかからないようにします。
優秀な人が待遇される会社
当たり前のことかもしれませんが、意外と難しいことだと思います。
年齢が近いから、入社時期が同じだから、声が大きいからなど、社是や目標とは違う理由で給与に差がつくことが多くあります。
デルタでは社是に沿った行動がとれて、結果が得られた社員の給与をどんどん上げていきます。
社是に沿った行動がとれいているかという内容はスキルマップにして全体に公開しているため、誰もが公平に機会を与えられるようにしております。
失敗を歓迎する会社
失敗とはどういうときにするでしょうか？
例えば、あなたは小学校1年生の算数ドリルをとくと、どれくらい間違えるでしょうか？
もちろんうっかりミスもゼロではないと思いますが、それでもほぼ100点が取れるはずです。
でも高校数学の問題集を渡されると正答率はガクッと下がるはずです。
間違えとは失敗のことで、上記の例から分かるように失敗というのは挑戦した時に必ず起こるものです。
もし最近失敗していないなぁと思うのであれば、それはあなたが挑戦していないからでしょう。
自分ができること、毎日やっていることを失敗することはめったにいません。
デルタでは調整の結果した失敗を叱らない文化を大事にしています。
失敗したらもちろん原因を追究しますが、それは成長に欠かせないものだと考えています。
挑戦して失敗して、検討して再度挑戦する、このサイクルが成長に繋がると考えています。
どうやって会社を選ぶか
さいごに私個人の意見ですが、自分が就職すべき会社のおススメの”選び方”をご紹介します。
私も以前はサラリーマンとして会社に就職し、社員として働いていました。
これはその時に位置会社員として考えていたことでもあります。
会社の選び方で一番重要なのは”理念に”共感できるかどうか”だと考えています。
もちろん仕事ですから、給与、福利厚生、社風なども重要です。
ある一定ラインで自分がこれくらいの給与が必要だったり、譲れないところがある場合はそこで選別する必要はあります。
逆に多ければ多いほど良い、できればよいとこに就職したいなどの方は”理念”を重視しましょう（というか給与など数値化できるものが基準なら高いところから応募すればよいので迷う必要がありませんね）
理念が一致している会社での仕事は精神的なストレスが少なくなります。
例えば、とにかく売り上げをあげて給与を上げてスタッフが集まりやすくるというお店に、ワンちゃんに優しいトリミングをしたい、というスタッフが入ったら、確かに給与は満足できるかもしれませんが、次から次へのワンちゃんと向き合う暇もなく仕上げていく日常に辟易してしまうでしょう。
業界内では仕事が同一なら大きな給与差は発生しませんおそらく平均から±20%にはなるでしょう。
それくらいの給与差（月1-3万くらい）で精神的な余裕が買えるのあれば私は精神的な余裕を選びたいと思いました。
また、現在は人生100年時代で、20代30代で就職転職を考えている人は間違いなく60歳で定年はできないでしょう、あと40年から50年、現在の健康寿命を考えると60年働くことになってもおかしくはないでしょう。
それだけの長い時間好きでない仕事で稼ぐのと、好きな仕事を行うのであれば後者の方が良いと思いませんか？
また好きな事というのはたいてい夢中になってやれるもので、好きなことを選ぶことで結果として成果も残せる可能性が高まると考えます。