2023/12/15
デルタの目標とペットホテル開業支援
デルタは、自社の理念の実現ために、ペットホテルの開業支援を行っています。
デルタの目標とは「殺処分のない社会」です。
現在も毎年1万頭弱もの犬たちが殺処分されています。
これはいろいろな要因がありますが、飼い主様が犬を飼えない環境になったというためです。
逆に考えると飼い主様が犬を飼いやすくなることが殺処分の減少につながります(詳しくはデルタが実現したい社会を参照)。
現在当社で運営している「ペットホテル デルタ」も、その目標に沿ってできたお店です。
飼い主様が安心して愛犬を預けられ、自分たちが仕事や旅行などに気軽に行けるようになることは、QOL(生活の質)の向上につながります。
しかし、ペットホテルデルタを運営していて、どうしても満足にお世話をできないタイプのワンちゃんがいることに気づきました。
デルタは24時間スタッフ在中、フリーでのお預かりをしており、スタッフ一人に対して、5頭程度までの通常のホテルに比べたらかなり手厚いお世話が実現できていると自負しています。
しかしながら、極度の怖がりさんや高齢犬といった子にとっては、それでも刺激が強く十分に休めないこともあります。
ではそういった子にどのようなホテルが理想なのか?と考えたときに、一般のご家庭で、その家のワンちゃんのようにお世話をしてくれる環境が理想ではないかと考えました。
いつも同じ人が、少数のワンちゃんを手厚く、一緒に生活してくれる環境は、多くのワンちゃんが安心できる環境になるはずです。
コンビニのようにいつでも利用できるペットホテル
もう一つペットホテル デルタを経営していて、根本的に解決できない問題が、店舗をむやみに増やすことができないということです。
店舗でペットホテルを行うとどうしてもある程度の規模が必要で、近場に何点も出すことができません。
お客様からすると「デルタに預けたいんだけど、ちょっと遠いんだよな」となってしまい、これもQOLを下げる結果になってしまいます。
一方で、自宅で預かる小規模のペットホテルであれば、近場にあったとしても、1点での供給(預かれる数)が少ないので、たくさんあってもそこまで問題がありません。
お客様にとっては、いざというときに預けられるペットホテルが近場に何軒かあることになり、ある店舗が満室だったりお休みだとしても、他の店舗に預けたりなど融通が利きます。
このように自宅近くに安心して預けられるペットホテルが複数存在する社会の実現はデルタの理念に沿ったものになります。
これがデルタでペットホテルの開業支援している理由です。