2021/01/03
こんにちは。川崎市幸区のペットホテル&サロン デルタのオーナー佐々木です。
愛犬とずっと一緒にいたい。
そう願わない飼い主様はいないと思います。
しかしながら、なかなか思い通りにいかないのが人生です。
病気、仕事、冠婚葬祭など様々な理由からワンちゃんを他者に預けなければならない機会が出てきます。
ペットホテルの2つのタイプ「ケージ」「フリー」
ペットホテルとは、犬(猫)を飼い主様に代わりお預かりする施設のことです。
世の中にはたくさんの種類のペットホテルがあり、ホテル単体で運営しているお店もあれば、トリミングサロンや動物病院、ペットショップなどがペットホテルを併設している場合もあります。
細かな違いはありますが、ペットホテルには大きく「ケージ」タイプと「フリー」タイプに分けられます。
「ケージ」:原則としてケージでワンちゃん(ネコちゃん)をお預かりして、散歩のときだけ外に出す。
「フリー」:ケージに入れずにワンちゃんを預かる。
*「ケージ」タイプにも、日中数時間のドッグランでの遊びがついたり、「フリー」タイプでも夜だけはケージに入るなど、様々なタイプがあります。
この2つにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
ケージタイプ | フリータイプ | |
メリット |
価格が安い ワンちゃん同士のトラブルが起こりにくい 一人の時間が確保できる |
ワンちゃんが自宅のように自由に動き回れる 人と一緒にいる時間が長い |
デメリット |
狭いケージに閉じ込められてストレスがたまりやすい 人がお世話をしてくれる時間が短い |
価格が高い ワンちゃん同士でのトラブルのリスクがケージタイプより高い ワンちゃんが苦手な子はストレスになる場合も |
長期のお預かりでは「フリー」タイプがおススメ
「ケージ」タイプと「フリー」タイプ、どちらのペットホテルが良いかというと、それはケースバイケースですが、長期のお預けを考えている場合は「フリー」タイプがおススメです。
最近のワンちゃんは、自宅で自由に過ごしており、日中は自由に室内を歩き回れることが多いと思います。
そのため、飼い主様のいないただでさえ慣れない環境で長期間ケージのような狭いスペースで過ごすことでストレスが溜まり、体に異常をきたすことがあります。
数としては少ないですが、下痢をし続けて脱水症状を起こしたり、毛を掻きむしって脱毛したり、ケージを噛み続けて歯が欠けたりといったケースもあるようです。
普段から飼い主様といつも一緒の甘えん坊という子ほど、そういった傾向が強いようです。
「フリー」タイプのペットホテルの場合は、日中はお店の中を自由に歩き回れ、スタッフも長時間いる場合が多いので、こういった子におススメです。
「フリー」タイプでも注意が必要
前述したように「フリー」タイプのペットホテルでも様々な種類があり、メリットだけでなく、デメリットもあります。
デメリットに関する対策がきちんととれているホテルを選ばないと、折角高いお金を払って預けても、逆にストレスをためて帰ってくる結果になるかもしれません。
「フリー」タイプのペットホテルに預ける場合は以下のことを確認し、可能なら見学に行きましょう。
〇管理体制はどうなっているか?
フリースペースでワンちゃんが複数いる場合にどのような管理がされているか確認しましょう。
もしスタッフがいない、または一人で10頭以上のワンちゃんを管理するといった場合は、ワンちゃん同士で喧嘩をしてケガをしたり、他のワンちゃんが苦手な子だとワンちゃんに恐怖心を感じて過ごす結果となってしまうかもしれません。
最後に
ペットホテル&サロン デルタでは日中フリースペースでスタッフあたりの犬の数を3~4頭に抑えてお預かりを実施しています。
そのため、ワンちゃんごとにオーダーメイドのお預かりが可能です。
「ご飯の用意がめんどくさいけどやってくれる?」
「おしっこを外でしかしなけれど、多めに外に出してくれる?」
「目薬を差してくれる?」
ご要望があればなんでもご相談ください。
フリースペースで遊ばせる際は、ワンちゃんの相性によっては、「おとなしい子エリア」「元気な子」エリアと言ったようにスペースを分けてお預かりして、ワンちゃんをストレスフリーでお預かりできるように工夫します。
また、LINEの友達登録をして頂くと一日2回写真と動画付きでご報告をさせて頂きます。
つらい入院中、忙しい仕事の合間に、愛犬の元気な姿で癒されるのはいかがでしょうか?