2020/05/07
こんにちは。川崎市幸区のペットホテル&ペットサロン デルタのオーナー佐々木です。
本日は、パピーちゃんを飼って初めてドッグランへ行きたいと思っている飼い主様へのアドバイスです!
犬同士をノーリードで遊ばせられるドッグラン、SNSなどで思いっきり走り回ったり、犬同士が遊んだりしている動画を見かけると、うちの子もあんな風に遊ばせてあげたいとおもいますね。
しかし、ドッグラインというのは意外と危険が多い場所でもあります。
せっかくのドッグランに連れて行ってワンちゃんが嫌な思いをしたら悲しいですね。
初めてのドッグらの3つの注意点を書かせて頂きます。
意外と多い!?「ドッグラン嫌い」の犬
私のお店にはよく「犬嫌い」のワンちゃんがご来店されます。
印象的には10頭に1頭は犬が苦手なタイプです。
飼い主様にきっかけを聞くと「ドッグランで他のワンちゃんに追いかけまわされた」「ドッグランでけがをした」といった内容が多いです。
子供のときのトラウマで将来ずっとワンちゃんと遊べなくなったら、かわいそうですよね。
実は危険がいっぱいドッグラン
ドッグランというのは相性がよければとても犬にとってとても楽しい場所です。
しかし、ノーリードのワンちゃんが自由にしている環境というのは、危険と隣り合わせでもあります。
他のワンちゃんに突進したり、乗っかろうとしたり、当然自分の愛犬とは相性の悪い子もいるでしょう。
お散歩中であればリードを付けた状態で会うので、飼い主が犬同士を引き離せますが、ドッグランではそうはいきません。
飼い主が制止する前に、中型犬が小型犬を振り回してしまったり、、、といったことがいとも簡単に起こってしまう空間なのです。
特にドッグランが初めてのワンちゃんにとっては、「初めての場所」「たくさんの犬、人」「いつもと違う様子の犬たち」などなど、未知のものがいっぱい慣れていないととてもストレスフルな環境なのです。
初めてのドッグラン3つの注意点
始めてドッグランにはいくつか注意点があります。
いきなりノーリードにしない、小型犬エリア、大型犬エリアなどのルールを守る、他のワンちゃんに迷惑をかけそうになったら愛犬を抱っこする、など。
これらは通常ドッグランの規約に書かれているので、もちろん守りましょう。
ここではそう言った規約に書かれていないことが多い注意点を紹介します。
①静かなドッグランから始める
いきなりたくさんのワンちゃんが元気に走り回っているドッグランに行くのはお勧めできません。
騒がしいドッグランは他の子達も興奮しているので、いきなり元気な子にバーッとこられたりします。
怖がりの子はそれだけで極度におびえたり、酷いときには相手の子を噛んでしまったりします(怖すぎて反撃する)。
理想は犬が少ないことを確認してからドッグランにはいることです。
それが難しいのであれば、開店直後などの人犬が少ない時間帯を狙っていきましょう。
だんだんとにぎやかなワンちゃんが多いときに行くようにしましょう。
②無理やり犬と会わせない
よく見かける光景ですが、愛犬が他のワンちゃんに興味がない場合。
愛犬を抱っこして「ほら~お友達だよ」と言って近づけている飼い主様がいらっしゃいます。
せっかくここまできたのだからという気持ちもわからなくはないのですが、これは実はとても危険です。
愛犬がワンちゃんに苦手意識を持っている場合、嫌いなものに力づくで近づけさせている状態なので、愛犬が必死に抵抗したら攻撃に転じるかもしれません。
子供の嫌いなものを克服させるために、「ほら~おいしいよ」と言って口の中に無理やりねじ込んだりしたら、いまなら虐待と言われかねませんよね。
ワンちゃんによっては、初めての場所で戸惑って立ち竦んだりしてしまう子もいます。
そういった子に無理に「遊んできなさい」と他のワンちゃんのところに放り込むと逆効果になる場合もあります。
じっとしていても彼らは彼らなりにその場の空気を読もうと必死に色々な情報を集めています。
慌てず見守ることが大事です。
③スタッフが見てくれるドッグランを利用する
ドッグランの中にはトレーナーさんなどが常駐しており、ワンちゃんたちの様子を見てくれる施設もあります。
ワンちゃん飼い始めたばかりだと、愛犬がおっかっけこをしているのか逃げているのか、ケンカをしているのかワンプロをしているのかわからないことがありますよね。
そういったときにスタッフに質問できる施設があればおススメです。
まずは犬の幼稚園が理想
特にパピーちゃんのときは、ドッグランに行く前に犬の幼稚園などに参加するのがおススメです。
犬の幼稚園はスタッフさんがワンちゃんたちの様子を見てくれています。
また相性の合う子合わない子を見極めてスペース分けをしてくれるのでケガの心配もありません。
トレーニングやしつけをしてくれるところも多いので、まずは幼稚園でワンちゃんに慣れてから、ドッグランデビューすがのが理想です。
ただ犬の幼稚園はたいてい継続的に通わなければならないので、単発利用をしたい場合は、単発利用がある幼稚園や、後で書くフリーのペットホテルの一時預かり利用するのもおススメです。
フリーのペットホテルの一時預かり
フリータイプのペットホテルの場合は、一時預かりでもフリー、つまり他のワンちゃんと一緒にお預かりしてくれる場合があります。
たいていフリータイプのホテルはスタッフが常駐しているので、スタッフがついているドッグランと同様に安全にワンちゃんを遊ばせられます。
当然お預けなので、愛犬の様子を見ることはできませんが、自分が用事を済ませている間にワンちゃんを遊ばせておけるのはメリットでもあります。
お店の中には、お預け後に写真や動画をくれるところもあるので、後からワンちゃんの様子を確認することもできますね。
参考:ワンちゃんを遊ばせることができるペットホテル デルタの一時預かり
↓デルタのドッグランの様子(ホテルのフリースペースがドッグランになります)。黒白のシェルティが看板犬のデルタです。激しく他のワンちゃんとも遊べています。
何を隠そう私の愛犬のデルタも初めは犬が大の苦手でした。
私がお店を開業してから毎日のようにホテルに出勤して、2か月くらいでやっとワンちゃんと遊べるようになりました。
ドッグランについてはペットホテルの詳細ページでご内容をご確認ください。