2022/03/26
「失敗」これは大多数の人ができればしたくないと思っているでしょう。
ですがデルタでは「失敗」することを推奨しています。
なぜ世間一般で避けられる失敗を推奨するのかお話しします。
ちょっと難しい話もあえてしています。気になることがあればお問い合わせ下さい!
デルタの社風「社員が成長する会社」
デルタでは社員が成長する環境を作ることが会社の使命だと考えています。
会社と社員は雇用関係で結ばれており、会社が社員に給与を払う代わりに、社員は会社のために働く、、、とてもシンプルな構図です。
ですがデルタの社是は「お客様」「私たち」「社会」「ペット」が幸せになるサービスを提供することが理念であり、社員が幸せになるには社員の成長が不可欠だと考えています。
社員の知識が技能が増えることでお客様が幸せになり、売上が上がり、給与も上がるこういったサイクルを作ることが会社の使命です。
成長には失敗が不可欠
1+1=?
1+2=?
この問題を間違える大人はほとんどいないと思います。
小学生の算数ドリルを解いて間違える人はいません。
でも中学生の問題集、高校生のは、、、?
だんだんと”失敗”の割合が増えてくるでしょう。
あなたが小学生の算数ドリルを解いているとき、成長しているといえるでしょうか?
もちろんほとんど知識や技術に変化がありません。
自分がすでにできることをやっても人は成長しません。自分の今の能力を少し超えたところにある物事に挑戦したとき、私たちは成長するのです、そして難しい物事に挑戦しているときは必ず失敗します。
逆に考えれば失敗をあまりしない人というのは、チャレンジをしておらず成長もしていないということです。
これがデルタが社員に失敗を推奨している理由です。
意図して失敗することが大事
もちろん失敗にもいろいろあり「するべき失敗」と「しても意味がない失敗」があります。
前者は「意図した失敗」で後者は「無意識の失敗です」。
ここで問題です
【2 4 6】
この3つの数字はある規則性を持って並んでいます。
そしてその規則性を調べるためにあなたは3回まで3つ数を提示して、それが規則に沿っているか、沿っていないかを答えてもらえます。
ではどういった数字をあなたなら提示しますか?
たとえばここであなたな「2づつ上がっている」という規則性だと考えたとします。
その時あたたは【1 3 5】や【8 10 12】という数字を提示してそれが規則性に合っていることを確認しようとしませんでしたか?
これは実際に実験をすると9割もの人がそういった方法を提示します。
ちなみにこの答えは「大きくなる数字」です。
つまり【1 2 3】や【10 50 100】などでも正解です。
これが何を意味するかというと、この答えを正確に当てるためにはわざと間違えた方が効果的ということです。
あなたが「2ずつ上がっている」という規則性を考えたとしたら、わざと違う数字を行ってみるのです、【1 2 3】これはあなたの考えた規則性ではない数字ですが、規則性に沿っていると言われます。
そこで自分の間違いに気づくことができるのです。
これと同じ例が日常生活のいたるところにあります。
私は以前の職場に通うときにずっと遠回りをしていたことがあります。
一番初めにGoogleMAPで調べたときに、間違いをしておりもっと近い経路があることに築かず1年弱も遠回りをして通勤していました。
時間にしたら1,2分でしたが、往復で4分、これを200日くらい続けいていたので、10時間近いロスをしていたことになります。
普段からたまには違う道に入ってみるか、遠回りしてみるか、と失敗していれば気づけたかもしれないミスです。
逆に意味のないミスとは無意識のミスです。
例えば、聞いたことを何度も聞き直してしまう。何度叱られても朝起きられない。
これは失敗してもそこから学んでいないので意味のないミスです。
経験の長い、頭の良い人ほど失敗を認められない
もう一つ失敗を推奨する理由があります。
これも人に共通の特徴ですが、自分が優秀だと思っている人ほど、失敗を失敗と認められない傾向にあります。
これは自分がかけた時間が無駄になることを避ける心理作用で、ある失敗をしても別の原因を探したり(たいてい複数の原因があるのでそれは見つかる)、自分以外のところに失敗を転嫁します。
医療現場や司法の現場で良く例に挙げられます。
医者や裁判官というように、頭の良いエリートといわれる人が失敗を認められない例が多くあります。
そしてこの怖いところは、それを指摘されても周囲から見るとかたくなと感じるほど失敗を認められない場合があることです。
「ああそういう人いるよね」と心当たりがいるのではないでしょうか?
そう思っているあなたも間違いなく同じ誤謬に落ちいていますよ。
とこういわれても「自分はそんなことない」と考える人がほどんどなのです。
これを克服してもらうためにも、”あえて”間違いをしてもらいます。
確実に成長できる方法
物事をわざと失敗して、それを検証する。
デルタのこの方法論は確実にスキルをアップできます。
意図した失敗や検証の方法には多少コツがありますが、これは会社で指導ができます。
個人個人でもちろん成長に差はありますが、成長したい人はぜひデルタにいらしてください。
引用文献